建設中の米軍基地に大規模反対集会 京丹後
京都府京丹後市で建設中のアメリカ軍基地に、弾道ミサイルを探知できる高性能レーダーが搬入されるのを前に、地元で4日、大規模な反対集会が行われた。
4日午後2時から行われたこの集会は、米軍基地に反対する住民グループが開催したもので、地元の住民だけでなく、大阪や京都市などから、主催者発表で1400人が参加した。京丹後市で建設中のアメリカ軍基地には、敵の弾道ミサイルを探知できる高性能レーダーの「Xバンドレーダー」が配備されることになっている。「Xバンドレーダー」は今月中に基地に搬入され、12月から本格運用が始まる予定。
反対派の住民グループは集会の後、基地の近くまでデモ行進を行い、「基地ができると敵の標的になり、地元の危険性が増す」などと訴えていた。