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“富士山噴火”想定、3県が合同訓練開催へ

2014年10月16日 21:35
“富士山噴火”想定、3県が合同訓練開催へ

 富士山の噴火に備えた訓練が今月19日に開催され、静岡・山梨・神奈川3県が合同で初めて実施する。

 訓練には3県のほか、国や自衛隊など68の機関が参加し、富士山の避難計画に基づいた対策本部の運営や、住民避難の手順を確認する。

 静岡県庁での図上訓練は、噴火の1、2か月前から前兆現象を確認し、10月19日に富士山南東の標高2000メートル付近で噴火した想定で行われる。

 また、ふもとの静岡・御殿場市や小山町などでは、自家用車を使った住民の避難や、逃げ遅れた人を捜索し救出する訓練が実施され、静岡県内では1500人余りが参加する予定。