小笠原諸島に出現した新たな西之島の最新映像が公開された。

　海上保安庁が公開したのは、１６日に撮影した新しい西之島の映像。火口からは大きな噴煙とともに噴石が飛び散っているのがわかる。１分間に５～６回の頻度でこうした噴煙が上がっていて、活発な火山活動が続いている。１９７３年に出現した以前からの西之島の部分は、新しい島に飲み込まれて姿を消す可能性もでている。

　島の北側では、溶岩の陸地が急速に広がっていて島の面積は東京ドームの約４０倍にまで拡大している。