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“薬物依存”経験の俳優、乱用防止訴える

2014年10月24日 2:00

 東京・墨田区で23日、警視庁が薬物依存の経験がある男性俳優を招いてイベントを開き、若者たちに、危険ドラッグなど薬物乱用の恐ろしさを訴えた。

 警視庁によるイベントは、墨田区の博物館で行われ、17年間にわたり薬物依存症だった俳優の内谷正文さんが、幻覚症状に苦しむ男性と家族の苦悩などを演じた。

 警視庁は、会場を訪れた中学生らが、内谷さんの経験を基にした演技を通じて薬物乱用の恐ろしさを知ることで、危険ドラッグなどに手を出すことを防ぎたいとしている。