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御嶽山噴火から1か月 まもなく「慰霊祭」

2014年10月27日 10:17
御嶽山噴火から1か月 まもなく「慰霊祭」

 死者57人、行方不明者6人を出し戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から1か月となる27日。麓では、噴火発生の午前11時52分に合わせて黙とうが行われる。長野県王滝村からテレビ信州の塚本夏希記者が中継する。

 王滝村には献花台が置かれ、午前11時前から地元の住民による慰霊祭が行われる予定になっている。

 1か月前の先月27日に発生した御嶽山の噴火では、死者57人、行方不明者6人が出ている。捜索活動は今月16日まで続き、自衛隊・警察・そして消防の延べ1万5000人が投入された。しかし、雪が降り二次災害の危険が高まったため、年内の捜索は中止となっている。

 御嶽山は現在も噴火活動を続けているため、火口から4キロの範囲は入山規制がかかっている。このため王滝村のスキー場はオープンができないなど、村民の7割が携わっている観光業に影響があり、今後の課題となっている。