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【エアコンの節電ポイント】<フィルター掃除>に<風向>、<風量>、<室外機>が大切です!

2024年5月31日 19:11
【エアコンの節電ポイント】<フィルター掃除>に<風向>、<風量>、<室外機>が大切です!

6月になると、東北電力管内でも値上がりする『電気料金』。
これからの時期に使用が増えるエアコンの節電ポイントについて、お伝えする。

東北電力の家庭向け電気料金は、3か月連続の値上がりとなっていて、6月使用分は国の軽減措置終了に伴い前月から419円値上がりし8855円になる見通し。

こうした中、これから使用が増えるエアコンの節電のポイントを取材した。

話を聞いたのは、大手エアコンメーカーの担当者。

ダイキン・広報担当 重政周之さん
「ほこりが詰まっていくと、エアコンの運転効率が落ちてしまうことがある。正面を開けていただいて、中のフィルターを取り出して、 掃除機をかけてまた戻す簡単なことになります。目安としては2週間に1回くらいそうした掃除をしていただければ。フィルターの掃除を1年間しなかった場合、だいたい25%くらい消費電力が無駄になってしまう」

さらに、『室外機』にもポイントがある。

室内の熱を外に逃がす『室外機』も、前に物を置くと熱を吸い戻してしまう。

また、直接日光に当たるとパワーダウン。
日陰を作っての設置が、お勧めだそう。

そして、エアコンの“風向”。

ダイキン・広報担当 重政周之さん
「“風向”を、できるだけ冷房運転しているときは‘水平’に近づけた形で運転していただきたい」

“風向”を下向きにすると、室内に「温度ムラ」ができやすいため、“風向”を水平にして冷たい空気を上から下に循環させると消費電力を抑えられるという。

また、”風量”は「弱」だと部屋が冷えるまでの時間が長くなり結果的に余分な電気を使うため「自動」がお勧めだという。

メーカーの実験では、“風向”を水平、”風量”を自動でそれぞれ1か月あたり900円あまり安くなったという。

家計に負担が大きい『電気料金』の値上がり。
しかし、電気代が高いからと言ってエアコンを使用しないと、屋内でも熱中症の危険が高まる。

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