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四国中央市の製紙工場で火災、消火活動続く

2014年10月31日 13:17
四国中央市の製紙工場で火災、消火活動続く

 31日未明、愛媛県四国中央市の製紙工場で火災が発生した。消防車両28台が出動し、懸命の消火活動が続いている。

 31日午前1時頃、四国中央市寒川町の紙製品製造工場・ヨンパで火災が発生した。消防車両28台が出動し、約340人が消火活動にあたっているが、製紙原料など工場全体に燃え広がっていて、今だ鎮火には至っていない。出火当時、工場内では3人の従業員が作業をしていたが、工場の3階から火が出ているのに気づき、逃げて無事だった。

 工場は鉄筋コンクリート3階建てで、約6000平方メートルの敷地全体に火が燃え移っているが、火の勢いが弱まっているため、周囲への延焼の恐れはないという。警察と消防では、鎮火を待って火災の原因を調べる方針。