フィリピンのサンダル工場で火災72人死亡
フィリピンのマニラ郊外で13日、サンダルを製造する工場が燃える火事があり、70人以上が死亡した。
ロイター通信によると、マニラ郊外で13日、2階建てのサンダルを製造する工場が燃える火事があった。火は黒煙を上げて激しく燃え上がり、消火活動は5時間以上に及んだ。消防は、この火事で72人が死亡したとしている。地元警察によると、溶接の機械から火花があがり、化学薬品に引火したことで大きな爆発につながったという。
当時、工場内には200人から300人の作業員がいて、AP通信は「多くが2階へ殺到し、火や煙にまかれて死亡した」と伝えている。