スペイン沖を航行中のフェリーで火災
150人以上を乗せてスペイン沖を航行していたフェリーで28日、火災が発生した。全員救助されたが、乗組員4人が煙を吸い込むなどして手当てを受けた。
大量の黒い煙を上げながら燃える船体。AP通信によると、火災が起きたのはスペインのマヨルカ島からバレンシアに向かっていたフェリー。フェリーには乗客・乗組員156人が乗っていたが、救命ボートを使って付近を航行していた別の船に乗り移るなどして、全員救助された。この火災で、乗組員4人が煙を吸うなどして病院に搬送された。
火は、フェリーが出発してから約1時間後に駐車スペースから上がったということで、スペイン当局が原因を調べている。