温泉街に秋 「箱根大名行列」
神奈川県箱根町で3日、秋の箱根の風物詩「箱根大名行列」が開かれ、総勢170人の行列が旧東海道や温泉街を練り歩いた。
「箱根大名行列」は江戸時代の参勤交代を再現したもので、秋の箱根の風物詩となっている。今年で61回目を迎え、総勢170人が大名らの姿に扮(ふん)して、「頭を下げなさい」という意味の「下にー」の掛け声とともに、旧東海道や温泉街の6キロの道のりを5時間ほどかけて練り歩く。
沿道には観光客ら約9万人がつめかけ、写真を撮るなどして時代をさかのぼったかのような行列を楽しんでいた。