冬の風物詩・寒そうめん作り最盛期 小豆島
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手延べそうめんの産地、香川・小豆島では今、冬の風物詩、寒そうめん作りが最盛期を迎えている。
夜明け前、土庄町のそうめん会社で機械の音が響く。寒そうめん作りは、ゴマ油を塗って一晩寝かせた生地をまず機械で串にかける。はじめは直径1センチほどの麺だが、熟成と伸ばす作業を繰り返して、太さ0.8ミリほどに仕上げる。白いすだれのようになったそうめんは屋外で寒風と天日にさらして乾燥させる。麺同士がくっつかないように長い箸でさばくのは昔ながらの手作業。天日を浴びたそうめんは風に揺られながらきらきらと輝いていた。
寒そうめん作りは3月いっぱい続き、「島の光」ブランドで全国に出荷される。