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福島第一原発 4号機で冷却水が一時停止

2014年11月8日 19:23
福島第一原発 4号機で冷却水が一時停止

 福島第一原発4号機の燃料を保管するプールの冷却が7日夜から7時間あまり停止した。

 4号機の使用済み燃料プールには180体の未使用の核燃料が保管されており、冷却するために水が循環しているが、7日午後11時から翌朝の6時までこの冷却が停止した。プールの水の温度は上昇していないという。

 停止したのは、冷却用の水が漏れていないかを調べる検知器が作動したためで、東京電力が調べたところ、検知器のそばに本来ならないはずの水たまりがあったという。建物の外にある水がためられたプラスチック製のタンクとつながるホースが引き込まれており、東京電力はなぜホースがこの場所に引き込まれていたのか、作業員から話を聞くなどして調べている。