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専門家グループ、御嶽山の規制区域内を調査

2014年11月8日 21:47
専門家グループ、御嶽山の規制区域内を調査

 戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火で、火山噴火予知連絡会の専門家のグループが8日、初めて規制区域内に入り、調査を行った。

 調査を行ったのは、東京大学や産業技術総合研究所などの火山の専門家で、火山噴火予知連絡会が設置した御嶽山の観測班のメンバーなど8人。現地は入山が規制されているが、今回、木曽町が特別に許可し、噴火後初めて専門家が調査に入った。

 来年の春には雪解けによって山頂付近の噴出物が失われてしまうため、雪が積もる前に噴石が飛び散った範囲や火山灰が降り積もった量などを調べた。

 今回は、山頂付近の小屋に突き刺さっていた噴石などを持ち帰り、噴火がどのくらいのエネルギーだったのか調べるという。