柏崎刈羽原発 事故想定で大規模な防災訓練
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地震の影響で新潟県の柏崎刈羽原発で事故が起き、住民の避難が必要となった事態を想定し、11日、大規模な防災訓練が行われている。
訓練には、県や国、柏崎刈羽原発から5キロから30キロ圏内にある市町村が参加している。午前8時30分、最大震度6強の地震が発生し、原発の外部電源が喪失した想定で始まった。県庁には対策本部が設置され、被害情報の収集や放射性物質が外部に漏れる可能性を考え、天気図で風向きを見て避難先を決定した。原発から5キロ圏内にある柏崎市の高浜地区では市の指示で住民がバスや自家用車を使い、避難を開始した。
訓練は情報伝達や避難の進め方などを重点的に確認するのが狙いで、一部シナリオの開示を制限した形で進められる。訓練は11日夕方まで行われる。