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出水市の養鶏場に立ち入り検査 鳥インフル

2014年11月30日 19:21
出水市の養鶏場に立ち入り検査 鳥インフル

 鹿児島県の出水平野のツルから毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、鹿児島県は30日、出水市の養鶏場に立ち入り検査を行った。

 立ち入り検査はツルを回収した場所から半径3キロメートル以内にある33の養鶏場に対して行われ、ニワトリの異常の有無や防鳥ネットの設置状況などを調べた。鹿児島県によると、全ての養鶏場で異常はなかったという。

 また、出水市は30日からツル観察センターや東干拓周辺の6か所に有人の消毒ポイントを設け、噴霧器などを使って通行車両の消毒を行っている。

 一方、鹿児島県は、2012年に策定した防疫対策のレベルを3から4に引き上げ、養鶏場での感染が確認された場合、速やかに殺処分などの防疫措置を取ることにしている。