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危険ドラッグ改正法施行 規制強化へ

2014年12月18日 3:30

 危険ドラッグへの規制を強化する新しい法律が17日、施行された。厚生労働省などは東京都内の店舗に立ち入り検査を行った。

 東京都内では17日、新宿区の3つの店舗に対し、厚労省の麻薬取締部などが立ち入り検査を行った。薬事法を改正し、17日施行された医薬品医療機器法では、指定薬物以上の毒性があると疑われるだけで、その商品を全国一律に販売停止にし、インターネットでの販売も停止できる。

 17日の検査では、店舗が閉まっている他、営業していても商品が店頭にないといった実態がみられた。最近は、店に商品を置かず、客が求めれば他の場所から運んで来る形態も多く、取引が地下に潜る形になっているという。

 麻薬取締部は、「若者らが繁華街で気軽に危険ドラッグを手に入れるという状態をなくすことに意味がある」と話している。