インフルエンザ患者34万人 前週比で2倍
今月14日までの1週間にインフルエンザで診察を受けた人は、1医療機関あたり7.38人と、前週の2倍以上に増えた。
国立感染症研究所によると、14日までの1週間にインフルエンザで診察を受けた人は、1医療機関当たり7.38人で、前週の3.49人から2倍以上に増えた。全国の患者数の推計は約34万人。
都道府県別では、埼玉県(18.80人)、岩手県(15.78人)、北海道(14.26人)などで多くなっており、すべての都道府県で前週よりも患者数が増加した。年齢別では、5~14歳が中心。
厚生労働省は、流行のピークは1月下旬から2月頃とみていて、手洗いを徹底し、咳(せき)が出る場合はマスクをつけるなどの対策を呼び掛けている。