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成田山新勝寺で年末恒例「お焚き上げ」

2014年12月28日 16:28
成田山新勝寺で年末恒例「お焚き上げ」

 千葉県の成田山新勝寺で28日、今年納められたお札を燃やして1年間の御利益に感謝する「お焚(た)き上げ」が行われた。

 年末恒例の「お焚き上げ」は、不動明王の分身であるお札を炎の中に返し、今年1年の家内安全や無病息災を感謝するもの。山伏姿の僧侶がお経を唱える中、約5万枚のお札が次々と炎に投げ込まれた。

 新勝寺では、東日本大震災で亡くなった人たちの供養や、被災地の復興祈願のため、岩手県陸前高田市の松15本も一緒に燃やされる。参拝客は、1年間の御利益に感謝しながら手を合わせていた。