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都が“男性向け不妊治療費”助成へ

2015年1月5日 21:58

 東京都が来年度から、男性向け不妊治療の治療費を助成する方針であることが分かった。

 東京都の来年度予算について、5日から舛添知事の査定が始まったが、予算案に男性向け不妊治療の治療費を助成するための予算として6000万円が計上される見通しであることが分かった。これは、不妊の原因が男性にあるケースが全体の約半数に上る一方で、不妊治療を行う男性への助成が不十分だったことから、都は男性に向けた助成を行うことを決めたもの。

 助成の条件に年齢制限はなく、上限は治療1回につき15万円ということで、都によれば、この助成制度を利用すれば、自己負担額はこれまでの半分程度で済む見込みだという。