２０２０年東京オリンピック・パラリンピックに使われる新国立競技場の費用負担をめぐる問題で１８日、組織委員会の森会長と舛添知事が会談した。

　この問題をめぐっては、文部科学省への対立的言動が目立つ舛添知事の政治姿勢を森会長が批判していた。１８日の昼食会は、森会長が知事に態度を和らげるよう諭すのが目的だったようだ。

　会談を終えた２人は－。

　舛添知事「久しぶりにごはんを食べてお土産までもらいました。ハチミツ。これなめて甘くなれって」

　森会長「（少し）学者さんだからきついよね。知事になりきっていないというところがあるから。少し丸く甘くなるように」

　舛添知事「甘くなりますんで」

　２人はまた、２０１９年ラグビーＷ杯までに新国立競技場を完成させる方針について、「今後も協力してしっかりとやっていく」ことをあらためて確認した。