「弟に…」歌会始の儀、佳子さま初の出席
新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が14日、皇居で行われ、秋篠宮家の佳子さまも初めて出席された。
歌会始は14日午前10時半から始まり、天皇・皇后両陛下や皇族方、約2万1000首の一般公募から選ばれた10人も出席して行われている。今年のお題は「本」で、古式ゆかしい節回しで歌が詠み上げられた。
成年皇族となり初めての出席となった佳子さまは「弟に本読み聞かせゐたる夜は旅する母を思ひてねむる」と詠まれた。ご両親が外国訪問などでいない夜に、弟の悠仁さまに本の読み聞かせをして母を思い出す様子を詠まれた歌だ。
歌会始の最後には天皇陛下の歌が詠まれる。