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高校生の副読本に“不妊”記載へ

2015年1月16日 15:47

 高校1年生に配布する保健体育の副読本に、来年度から「不妊」に関する内容が含まれることがわかった。

 この保健体育の副読本は文部科学省が作製するもので、全国の高校1年生が来年度から使用することになっている。文部科学省によると、この副読本には喫煙や飲酒、危険ドラッグの問題点などのほか、今回から初めて不妊に関する知識も記載する方針が決まった。高齢出産の場合、染色体異常の確率が上がるリスクがあることや、年齢が上がると妊娠しづらくなることなども記載される方針だという。

 文部科学省は、高校生に妊娠・出産に関する正しい知識を学んでほしいとしている。