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天皇陛下、風邪症状で公務取りやめ

2015年1月21日 14:48

 天皇陛下は20日夜から軽い風邪の症状があり、21日の公務への出席を取りやめられた。

 宮内庁は21日午前、天皇陛下に風邪の症状があるため、予定されていた昼食会などを延期したと発表した。午後の公務への出席は様子を見て判断するとしていたが、午後になって取りやめが発表された。宮内庁によると陛下の風邪の症状は20日夜からで、軽いものの微熱があり、大事を取られたという。

 21日午後には、今年度の天皇杯を受賞した農林水産業者たちとの拝謁(はいえつ)などが予定されていて、陛下は出席の意向を示されたが、周りからの勧めもあり、取りやめが決まったという。

 陛下が風邪により公務への出席を取りやめられたのは2011年11月以来のこと。