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東電、原発の労災事故受け安全確認 福島

2015年1月22日 12:34
東電、原発の労災事故受け安全確認 福島

 福島県内の原子力発電所で労災死亡事故が相次いだことを受け、東京電力は22日もほぼ全面的に作業を止め、安全確認を進めている。

 福島第一原発では19日、タンクの上で作業をしていた作業員が転落して死亡し、福島第二原発でも20日、作業員が重機と壁に挟まれ亡くなった。東京電力は21日に続き22日も第一原発と第二原発での作業をほぼ全面的に止め、作業の安全が確保されているか確認を進めている。

 作業通路の段差など、細かい点も含め、23日以降、安全が確認された部分から工事を再開するが、その際も、作業員に手順の確認などを徹底したいとしている。