東京・池袋で帰宅困難者訓練 6千人参加
5日、東京・池袋で、大地震が発生し、多くの人が帰宅できなくなる事態を想定した大規模な訓練が行われた。
5日の訓練は東京都と豊島区が行ったもので、東京湾北部を震源とする大地震が発生した想定で約6000人が参加して行われた。
JR池袋駅の駅ビルでは、買い物客や従業員が駅に殺到しないよう待機を促し、食料と水を配布したり、ホテルの地下駐車場を臨時の宿泊場所にしたりして近隣の会社の従業員らに食料や防寒シートを配るなどの訓練を行った。
また、今回初めて駅からさいたま市にむけて都バスを運行させる訓練も行われ、高齢者らを優先してバスに乗せる手順などを確認した。