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IAEA調査団 きょうから3回目の調査

2015年2月9日 12:18
IAEA調査団 きょうから3回目の調査

 福島第一原発の廃炉に向けた取り組みがどのように行われているかを調べるため、IAEA(=国際原子力機関)の調査団が日本を訪れている。

 今回の調査は、東京電力・福島第一原発で続けられている廃炉に向けた取り組みなどについて、IAEAが継続的に行っているもので、2013年に続き3回目。調査団のレンティッホ団長は調査に先立ち、「長期的な重要な課題は、損傷を受け溶け落ちた核燃料の取り出しだ」とした上で、「汚染水がいまだ非常に大きな課題であることに間違いない」と話した。

 15人の専門家による調査団は、9日から東京電力や資源エネルギー庁などと意見交換を行うほか、11日には福島第一原発を視察し、報告書をまとめる予定。