震度6強 宮城では3万戸以上が断水続く
16日夜に最大震度6強を観測した地震で、宮城県では2人が死亡し、89人がケガをしたことが確認されています。また、3万戸以上が断水していて、生活への影響が続いています。
宮城県の災害対策本部によりますと、県内では、大崎市や涌谷町など7つの市と町であわせて約3万4000戸の断水が続いています。県は、水道管の復旧作業を進め、19日の昼には、市と町のタンクまでの送水を再開するということですが、各家庭で使えるようになるかは見通せていません。
一方、住宅被害では、これまでに1棟が半壊、80棟が一部損壊したことが確認されていますが、各地でり災証明の申請が始まっていて、今後、被害件数は大幅に増えるとみられています。
また、JR東日本は、東北新幹線が運転を見合わせている区間のうち、仙台から那須塩原駅の間の在来線で、臨時の快速列車を走らせることを決めました。19日から3日間、運転するということです。