中間貯蔵施設 搬入受け入れを正式表明
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福島第一原発事故に伴う除染で出た土などを保管する「中間貯蔵施設」について、福島県などは25日、望月環境相らに、土などの搬入を受け入れることを正式に表明した。
福島県・内堀知事「(福島県の)環境回復をはかり、復興を実現するため、中間貯蔵施設への搬入受け入れを容認することといたします」
政府は、福島県内の除染で出た土などを保管する「中間貯蔵施設」を、大熊町と双葉町にまたがる約16平方キロメートルの敷地に建設する計画で、これまでに保管開始から30年以内に福島県外で最終処分することを法律で定めたほか、福島県や関係する自治体に30年間で総額3010億円を交付することなどを決めている。
福島県と大熊・双葉両町は、今月8日に政府から安全確保についての取り組みを提示されたことなどを受け、搬入の受け入れを25日に正式に表明した。
環境省は来月11日までに搬入を始めたいとしているが、大熊・双葉の両町は来月11日が震災の鎮魂の日となることから、翌日以降の搬入開始を求めている。