東日本大震災で７５４人が亡くなった宮城県名取市の閖上地区で８日、犠牲者の追悼行事が行われ、復興へのメッセージが書かれた灯籠に明かりがともされた。

　名取市の旧閖上小学校で行われた追悼行事では、閖上地区に津波が到達した午後３時５５分に合わせ、黙とうがささげられた。そして計４０００個の灯籠とキャンドルが、花とロウソクの形に並べられ、明かりがともされた。灯籠には、全国から寄せられた復興を願うメッセージなどが書かれている。

　閖上地区では、震災から４年となる今月１１日にも追悼行事が行われる。