“大阪都構想”の設計図となる協定書が１７日、大阪府議会で可決された。２か月後の５月１７日にも、“都構想”の是非を問う住民投票が実施される。

　１７日に閉会日を迎えた大阪府議会では、“大阪都構想”の設計図となる協定書が、大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決された。

　大阪維新の会・今井豊府議「いよいよ参加型、自分の住む町は自分で決定していくという根本的なところに住民意識が高まらざるをえない、住民参加型の時代に入ったのでは。日本の歴史の１ページを飾るスタートを切ったのでは」

　自民党・花谷充愉府議「我々は今回の協定書に対しての問題点をしっかり指摘してありますので、片方の、知事市長たちの主張だけを聞いて判断されることのないようにしていただきたいと思います」

　協定書は、すでに大阪市議会でも可決されており、これで“都構想”の是非を問う住民投票の実施が正式に決まった。住民投票は、来月２７日告示、５月１７日投開票となる見通し。