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戦後70年…硫黄島で日米合同追悼式

2015年3月21日 22:16
戦後70年…硫黄島で日米合同追悼式

 太平洋戦争の激戦地の一つ、東京・小笠原村の硫黄島で21日、日米合同の慰霊追悼式が行われた。

 戦後70年の節目となる今年の慰霊追悼式には、日本とアメリカから遺族や元兵士、政府関係者など約550人が参加した。硫黄島では、太平洋戦争末期の1か月以上に及ぶ激戦で、日本軍の兵士約2万2000人が死亡、アメリカ軍の兵士も約7000人が死亡した。

 遺族代表・新藤義孝衆院議員「祖国のため、家族のために戦った先人に、心より哀悼の誠をささげるとともに、この事実を風化させないよう次の世代に伝えていかなくてはなりません」

 また、アメリカ軍の元兵士の代表は「憎しみは今は友情に変わった。この合同追悼式が将来も永く続けて開催されることを望みます」と述べた。