成田空港の検問廃止 新警備システム開始
成田空港で開港以来行われてきた検問が廃止され、カメラなどによって顔や車両を認証する警備システムが30日から始まった。
新しい警備システムは、これまでの身分証の提示などの検問を廃止し、カメラで利用者の顔と車両を認識するもの。これまで、開港を巡る反対運動の経緯から検問をしていたが、利用者から不満の声が多いことなどから、今回のシステムに切り替わった。
成田空港は、「爆発物探知犬による巡回や、状況に応じて警備員による検査も行うことで、より厳しい警備体制になった」としている。