青函トラブル受け“避難誘導”国も検討へ
先週、青函トンネルで起きた発煙トラブルで、乗客が撮影した映像から避難する際の緊迫した状況が明らかになった。
映像からは、乗務員からレールとレールの間を歩くよう誘導される乗客たちの様子や、地上につながるケーブルカーの乗り場まで約2.4キロという暗いトンネル内を、前を歩く人を頼りに避難していたことがわかる。
太田国土交通相は7日の閣議後の会見で、「(避難誘導は)体制の問題と避難のあり方という二つの問題。国交省としては今後、詳細な状況確認を含めて検討していきたい」と述べ、避難のあり方について国も検討する考えを示した。