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道路下に空洞…原因究明の2次調査 香川県

2015年4月7日 18:04
道路下に空洞…原因究明の2次調査 香川県

 香川県が行った試験的な調査で道路の下に空洞ができているところが見つかり、6日夜から空洞の大きさや原因を究明するための2次調査が始まった。

 この問題は香川県が今年2月、高松市内の県道延長40キロについて、路面の下をレーダーで調べる特殊な車で調査したところ、空洞の疑いがあるところが27か所見つかったもの。このうち高松市太田上町の県道で6日夜、路面の下に空洞の存在が疑われる場所の2次調査が行われた。アスファルトに穴をあけて、カメラで路面の下をのぞき込むと、空洞の高さは22センチあることが判明。貝殻が多数見られたほか、すぐそばの下水道管に向けて穴が落ち込んでいることが分かった。

 香川県は緊急性のある18か所について今月10日までに2次調査を行うとともに、早急に空洞の見つかった27か所全てを埋め戻すことにしている。