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セクハラ提訴の大衡村村長、立候補「断念」

2015年4月7日 19:34
セクハラ提訴の大衡村村長、立候補「断念」

 セクハラ問題で提訴され、その後、体調不良を理由に休んでいた宮城県大衡村の跡部昌洋村長が7日、3週間ぶりに姿を見せた。会見で、自身の辞職に伴う村長選への立候補は「断念する」と述べた。

 跡部村長は先月17日以来、約3週間ぶりに報道陣の前に姿を見せ、8日の辞職を前に記者会見を開いた。

 跡部村長「改めて、村民の皆様をはじめ多くの関係者の方々に、今回の騒動についておわびを申し上げたいと思います」

 跡部村長は、セクハラやパワハラ行為を行ったとして女性職員に提訴され、その後、不信任を決議した村議会を解散。先月19日には「一身上の都合により4月8日に退職したい」と退職届を提出していた。

 跡部村長は、自身の退職に伴う今月下旬の村長選挙については「体調不良で立候補は断念したい」と述べた。一方、騒動の発端となったセクハラやパワハラについては「やっていない」として、今後、裁判で争う考えを明らかにした。