沖縄県知事が訪米へ 辺野古“断念”訴え
沖縄県の翁長知事は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する県の方針を直接アメリカ政府などに伝えるため、今月末から訪米することになった。
沖縄県は11日、翁長知事が今月27日から、来月4日までアメリカのハワイや首都ワシントンを訪問する計画を明らかにした。アメリカ政府の担当者に、普天間基地の辺野古移設に反対する県の方針を直接伝えるとともに、移設断念を訴えるという。
国防総省や国務省に、次官補による対応を求めているほか、連邦議会議員やシンクタンクへの訪問も行う考え。
訪米前の今月17日には、翁長知事も出席して辺野古移設断念を求める県民大会が開かれる予定で、翁長知事は県民世論を追い風にアメリカ政府への働きかけを強めたい考え。