徳島選挙区 票数が投票者上回るトラブル
徳島県議会選挙の徳島選挙区の開票作業で、票の総数が投票者数より多く計上されるトラブルがあり、開票作業に大幅な遅れが出た。
徳島市選挙管理委員会によると、徳島市のホテルで行われた開票作業をすべて終了した12日夜遅く、県議選の票の総数が投票者の数より22票多く計上されていることがわかった。集計しなおした結果、100票ごとに分けた束の中に、実際には100票に満たない束を2束発見。本来100票の束にかけるカバーが誤ってかけられていたことなどがわかった。これにより、22票のうちの17票は多く計上されていたことがわかったが、残りの5票については、期日前投票の残票などを数えなおしても数が合わなかった。
徳島市の選管が県の選管と協議した結果、票の総数が投票者の数より5票多いまま当選者を確定。13日午前3時頃にようやく開票作業が終了した。
徳島市選挙管理委員会・山口啓三事務局長「候補者の方には大変申し訳ない。市民のみなさまにもご迷惑をおかけしたので、おわび申し上げたい」