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「悪天候の中、飛行強行」去年の小型機墜落

2015年4月24日 0:04

 去年3月、愛知県豊田市で小型機が墜落し2人が死亡した事故で、国土交通省の運輸安全委員会は、悪天候にもかかわらず小型機が飛行を強行し、鉄塔に衝突したとする調査報告をまとめた。

 この事故は去年3月、愛知県豊田市の山林に小型のセスナ機が墜落し、操縦士と航空写真のカメラマンの男性2人が死亡したもの。原因について運輸安全委員会は、当時、雨雲で視界が非常に悪く、操縦士が鉄塔を確認できずに小型機が鉄塔に衝突、墜落したとする調査報告書をまとめた。

 操縦士は悪天候で雲が低かったことから、地表を確認しようと最低安全高度より低い高度で飛行していた可能性が高いという。航空写真の撮影の日程に余裕がなく、操縦士が悪天候でも飛行を強行したとしている。