生命などに被害おそれの児童生徒は83人
神奈川・川崎市の男子中学生殺害事件を受けて行われた調査で、生命や身体に被害が生じる恐れがある児童生徒が依然83人いることがわかった。
文部科学省は先月、7日以上連続して連絡が取れなかったり、不良グループと関係があるなど「生命・身体に被害が生じる恐れがある」とみられる児童生徒の数は、全国で400人に上るとの調査結果を発表していた。その後の追加調査で、無事が確認されたり、不良グループとの交流がなくなったりするなどして、今月13日時点で計310人について被害の恐れが解消したが、対策が進行中のものを含め、依然、被害の恐れが解消していない児童生徒は83人いることがわかった。また6人が海外に転出していたほか、1人は死亡が確認されたが、事件性はないという。