【関東地方で震度5強】各交通への影響
30日午後8時24分頃、関東地方で震度5強の揺れを観測する強い地震があった。東京の小笠原村と神奈川県二宮町で震度5強を観測した。この地震による津波の心配はない。
地震による交通への影響は次の通り。
<鉄道>
一時、運転を見合わせていた東海道新幹線が全線で運転を再開した。JR東海によると、東海道新幹線は地震防災システムが検知したため、東京~新大阪駅の上下線の列車が緊急停止し、一時、運転を見合わせた。午後9時37分、点検を終え、全線で運転を再開している。
JR東日本によると、午後10時30分現在、この地震の影響で、山手線、東海道線、横須賀線は全線で運転を見合わせている。また、京浜東北・根岸線は蒲田~東十条駅で、内房線は木更津~安房鴨川駅で、外房線は勝浦~安房鴨川駅で運転を見合わせている。また、総武線や武蔵野線など多くの路線で、運転を再開したものの、大幅な遅れが出ている。
<航空>
東京空港事務所によると、羽田空港では地震の影響で一時、離着陸を見合わせていたが、滑走路の安全点検が終わったため、午後8時53分に再開した。また、成田空港では地震の影響はなく、通常通り運航されている。