自転車危険運転 1日から“講習義務化”も
自転車で危険な運転を繰り返した人に安全講習を受けることが義務づけられる改正道路交通法が1日、施行された。
警視庁は1日朝、都内の97か所で一斉取り締まりを行った。改正道路交通法では、違反行為のうち信号無視や酒酔い運転など14項目を「危険行為」と定め、こうした行為をして、3年以内に2回以上摘発された場合、交通違反切符とは別に、安全講習の受講が義務づけられる。講習は3時間ほどで手数料は5700円かかり、受けなかった場合、5万円以下の罰金が科せられる。
都内では、今年に入って自転車が絡む事故は約4000件と全交通事故の35%にあたり、警視庁は取り締まりを強化している。
警視庁荻窪署・秀島文明交通課長「信号無視など危険な行為ですので、これがあれば警察としても取り締まりをしていきます」
警視庁は、悪質な運転の取り締まりを通じて死亡事故などを減らしたいとしている。