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広域緊急援助隊が訓練 卓越した技能を披露

2015年6月2日 21:46
広域緊急援助隊が訓練 卓越した技能を披露

 大規模災害などが発生した際に都道府県を越えて派遣される警察の広域緊急援助隊の訓練が2日に行われ、約100人の隊員らが卓越したレスキュー技能を披露した。

 この訓練は「広域緊急援助隊」の発足から20周年を記念して行われたもので、都内の訓練場には各警察本部で指定されている広域緊急援助隊の隊員ら約100人が参加した。

 訓練はがれきや倒壊した家屋からファイバースコープなどを使ってケガ人を発見し救出するなど、実際の災害現場を想定して行われた。

 また、重傷者をヘリコプターに収容する訓練も行われ、レスキュー活動の連携を確認した。

 訓練を視察した警察庁の金高雅仁長官は、「練度を高め、いかなる災害があっても最後の砦であり続けてほしい」と激励した。