箱根町 日本人観光客が減少
先月、噴火警戒レベルが「2」に引き上げられた神奈川県の箱根山では、ふもとの箱根町の観光案内所に訪れた日本人の観光客は去年に比べて30%減っている事が分かった。
箱根町は12日、先月、箱根山のふもとの観光案内所を訪れた日本人観光客は約5000人で、去年の同じ時期と比べて約30%減少したと発表した。
外国人観光客は円安などの影響で約30%増えたが全体では約15%減っていて、町は噴火警戒レベルの引き上げが大きく影響しているとみている。
箱根町は風評被害の払拭(ふっしょく)に全力を挙げて取り組むとしていて、「立ち入りが規制されている地域は一部だけなので、情報を的確に発信し、観光客の増加につなげたい」と話している。