瀬戸内海にイルカ50頭 海保巡視艇と並走
愛媛県松山市沖の瀬戸内海で約50頭のイルカの群れが撮影された。
19日午前9時40分頃。松山市の観光港と興居島の間の海域で、約50頭のイルカの群れが現れた。撮影したのは、松山海上保安部の巡視艇。イルカの群れはジャンプを繰り返しながら、約20分間にわたり巡視艇と並走した。
広島県の宮島水族館によると、撮影されたイルカは「ハセイルカ」とみられ、本来、外洋性で瀬戸内海には生息していない種類。「アジやサバなど餌となる魚の群れを追いかけ、瀬戸内海に入ってきたのでは」などと話している。