賃上げ率33年ぶり5%超に 春闘の初回回答集計「積極的な要求の成果が出ている」
労働組合の全国組織・連合は、今年の春闘を「積極的な要求の成果が出ている」と評価しました。
連合が発表した、来年度の給与などを決める春闘の初回回答集計によりますと、15日午前10時時点の平均引き上げ額は、1万6469円で、平均賃上げ率は5.28%となり、最終集計でもこの値を維持すれば、33年ぶりの5%超えです。
連合は交渉の成果が出ているとし、「これからが本当の正念場。気を引き締め、中小企業の賃上げも引き出していく」としています。