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【天気】あす西・東日本で大気の状態が不安定 落雷や竜巻などに注意を

2023年3月9日 21:01
【天気】あす西・東日本で大気の状態が不安定 落雷や竜巻などに注意を

9日の東京は日差しが暖かいというより、暑く感じられました。東京・靖国神社のソメイヨシノは、ここ最近の季節外れの暖かさで、つぼみが急速に膨らんできています。

9日発表の桜の開花予想によると、全国で一番早く咲きそうなのは、東京、高知、福岡で3月16日となっています。東京は先週発表の予想より、2日ほど早くなりました。来週は、いよいよ本格的な桜のシーズンがスタートしそうです。

9日夜は、日本海に発達した雷雲の帯があります。寒冷前線の雲です。その雲の一部が九州北部にかかり、雷雨となっています。この後の予想を見ると、10日にかけてこの雲が日本列島を通過するでしょう。

10日午前中は、東日本や北日本でも雨や雷雨となりそうです。地上で気温が高くなっているところに上空に寒気が入ってきますので、大気の状態が非常に不安定となります。

発雷確率は、10日明け方から昼過ぎにかけて日本海側だけではなく、太平洋側でも高くなるでしょう。西日本や東日本を中心に、10日も落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨などに注意が必要です。