さいたま市の公園で男性を車に監禁…現金脅し取ろうとした罪 男2人に執行猶予付き有罪判決
関東で相次ぐ闇バイトによる事件の一つで、さいたま市の公園で男性を車に監禁し、現金を脅し取ろうとした罪に問われた2人の男の裁判で、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
起訴状によりますと、饗庭元被告と佐藤拳太被告は今年8月、さいたま市の公園で当時34歳の男性に暴行を加えて、車に監禁し、現金を脅し取ろうとした罪に問われています。
これまでに、検察側は饗庭被告に懲役3年6か月、佐藤被告に懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
23日の判決で「役割を分担しながら行った組織的、計画的な犯行」「警察に相談するなど、ほかの合法的な手段を取らずに、違法行為に及んだことに酌量すべき事情は見当たらない」として、さいたま地裁は2人に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。