陸自ヘリ引き揚げ用か…大型ネット海中に投入
沖縄県宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息をたった事故で、29日、民間のサルベージ船などが機体の引き揚げに使うとみられる大型のネットを海中に投入するなど作業がおこなわれました。
29日は午前8時すぎから、防衛省から委託された民間のサルベージ船「新世丸」が高性能なカメラなどがついた無人潜水機を海におろし、機体の引き揚げに向け、海底で発見されている機体や海中の状況確認を行ったものとみられます。
その後、昼前には機体の引き揚げに使うとみられる大型のネットがおろされる様子も確認されました。
現場海域では合わせて4隻の船が作業をおこなっていて、今後、天候の状況なども考慮しながら分担して引き揚げを行うということです。