陸自ヘリ事故3週間 機体引き揚げへ…サルベージ船が宮古島へ
沖縄県の宮古島沖で、隊員10人を乗せた陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶って27日で3週間がたちました。近く始まる機体の引き揚げ作業に向け、民間のサルベージ船が宮古島へ向かっています。
今月6日、陸自のヘリが消息を絶った事故では、これまでに6人が発見され、うち5人は引き揚げられて、死亡が確認されました。
事故から3週間となる27日、沖縄本島沖では、防衛省からの委託を受け、宮古島へ向かうサルベージ船が確認されました。船は28日にも宮古島付近に到着し、その後、自衛隊と協力しながら機体の引き揚げに向けた作業を始めるとみられます。
海上保安庁は28日から来月30日までの期間で、現場海域に海上安全情報を出し、周囲の船舶などに作業への注意を呼びかけています。