約半世紀ぶり…23区内に海水浴場“復活”
子供たちが夏休みに入り、初めての週末となった18日、東京23区内で海水浴場が約半世紀ぶりに「復活」した。
これまで島しょ部をのぞく都内では、高度成長期に埋め立てで浜辺が消失したり、水質が悪化したりしたため、海水浴場は消えていた。しかし、水質の改善や砂浜の整備が進んだとして、都は18日から江戸川区の葛西海浜公園で海水浴の利用を実験的に始め、顔をつけて泳ぐことができるようになった。
海水浴ができるのは来月30日までの土・日・祝日やお盆など計20日間で、監視員や看護師を置く他、エイの侵入を防ぐネットも設置されているという。